敷地内に景色をつくる和風小宿/ 外観 /
before
地元で長くから親しまれていた料亭を、旅館としてリニューアルするご依頼です。全改装で、外装にも和風小宿らしさが求められました。
景色がなく、かつ周囲の建物からの視線が気になる立地のため、お客様の導線上における目隠しや室内より楽しむことが出来る景色づくりが課題となりました。
景色がなく、かつ周囲の建物からの視線が気になる立地のため、お客様の導線上における目隠しや室内より楽しむことが出来る景色づくりが課題となりました。
after
建物を取り囲むように屋根塀を設け、1階客室には中庭を、2階客室にはテラスをつくることで、視線を遮りつつも室内から眺めることが出来る景色をつくりました。また、この目隠しのための木ルーバーが建物を取り囲むことで、建物の外観に和の温かさを感じさせます。
玄関アプローチを敷地の奥側から前面道路側に移し、門屋根と通り庭を設けることで、通りからも分かりやすい旅館の顔となりました。港町らしい白い帆布暖簾がお客様をお迎えします。古くからこの敷地にあった松をシンボルとして残し、江戸時代より続いていた当時の料亭の面影を再現しています。
玄関アプローチを敷地の奥側から前面道路側に移し、門屋根と通り庭を設けることで、通りからも分かりやすい旅館の顔となりました。港町らしい白い帆布暖簾がお客様をお迎えします。古くからこの敷地にあった松をシンボルとして残し、江戸時代より続いていた当時の料亭の面影を再現しています。