海を臨む窓辺の過ごし方の新提案/ 客室 /
before
六畳+十畳広縁付きの客室二十室をリニューアルしました。団体旅館の客室としてつくられた一般的な和室を、小間客に高単価で提供でき、多人数でも宿泊出来る客室とすることが求められました。
主な設計条件:ベッド化(幅一.四メートル二台)、宿泊定員四~五名、朝食の部屋出し対応、半露天風呂新設、天然い草畳使用
主な設計条件:ベッド化(幅一.四メートル二台)、宿泊定員四~五名、朝食の部屋出し対応、半露天風呂新設、天然い草畳使用
after
六.九メートルある間口の広さをいかして各タイプごとに違った過ごし方が出来る窓辺空間を提案しました。各室のテーマは①テラス付②窓辺ベッドコーナー③窓辺ダイニング④ゆったりソファ⑤ビューカウンター⑥窓辺のデイベッドです。六階はファミリー向けの部屋食対応客室として廊下側にダイニング個室があるタイプと窓側にダイニングスペースを設けたタイプを計画しました。海を臨む半露天風呂は冬季や荒天時でも快適に入浴できるように全開放できるガラス窓を設置しました。女優鏡のある洗面スペースの隣にはウォークスルークローゼットを設け、機能的で清潔感のある女性らしい和の雰囲気の客室となることを目指しました。