箱根の自然感じるダイニング/ ダイニング /
before
当初、食事処は五階と六階に分かれていたため、厨房のある五階に集約し、動線効率を改善することが要望されました。また、新たなダイニングエリアでは、全ての部屋を個室とし、プライベートな空間を提供する一方で、閉鎖的になりすぎない工夫を求められました。
after
効率化を図るため、厨房から二つのゾーンにつながる出入口を設置し、受付を介して二つの特色のあるダイニングを提案しました。一つは箱根の景色を楽しむゾーンで、格子や装飾ガラスの仕切りが自然光溢れる空間を創り出し、箱根の風景に馴染む優しい色合いのインテリアとしました。もう一つは完全個室の高級料亭ゾーンで、箱根の滝を表現した和紙をアクセントに使い、間接照明で雰囲気のある落ち着いたインテリアとし、再訪されるお客様が異なる空間を楽しめる工夫をしました。