おのみち帆聲
改装
改装
立地
「おのみち帆聲」は、瀬戸内有数の観光地「尾道」にあります。懐かしい街並みを残す港町で、建物はその中心街に位置します。
依頼
料亭として使われていた二階建ての建物を和風旅館に生まれ変わらせるようご依頼を頂きました。
なるべく多くの客室数を確保しながら、旅館としての機能も十分に満たし、さらに、お客様の満足度やプライベート感をもたらす付加価値を作ることを求められました。周囲の建物との距離が近く、施設内からの景色がない立地条件も課題となりました。
なるべく多くの客室数を確保しながら、旅館としての機能も十分に満たし、さらに、お客様の満足度やプライベート感をもたらす付加価値を作ることを求められました。周囲の建物との距離が近く、施設内からの景色がない立地条件も課題となりました。
提案
玄関で下足をとり、全館畳敷きとすることで、施設全体に心地の良い寛ぎの空間を演出しました。
ゆったりとした家具をレイアウトしたダイニングラウンジは、お客様が自由に利用できる空間でありながら、可動式の格子戸や簾のレイアウトを変えることで、多様なシーンへの対応を可能にしました。
全十一室の客室は、最小限の面積で構成されていながらも、室内を障子やガラスで視覚的に軽やかに仕切ることで、部屋全体がひとつながりとなり、窮屈にならない印象を与えます。一階客室には専用庭を、二階南側客室には専用テラスと桧風呂を設けることで、客室ごとにその場所に適した価値を提案しています。また、テラスや庭を木塀・木格子で囲うことで、周囲からの視線を遮りつつ、施設に和の装いをもたらしました。
ゆったりとした家具をレイアウトしたダイニングラウンジは、お客様が自由に利用できる空間でありながら、可動式の格子戸や簾のレイアウトを変えることで、多様なシーンへの対応を可能にしました。
全十一室の客室は、最小限の面積で構成されていながらも、室内を障子やガラスで視覚的に軽やかに仕切ることで、部屋全体がひとつながりとなり、窮屈にならない印象を与えます。一階客室には専用庭を、二階南側客室には専用テラスと桧風呂を設けることで、客室ごとにその場所に適した価値を提案しています。また、テラスや庭を木塀・木格子で囲うことで、周囲からの視線を遮りつつ、施設に和の装いをもたらしました。
