温泉街と見下ろす階段展望テラス/ ロビー・ラウンジ /
before
山の傾斜に面した温泉街にあるこの施設は、その最上段に位置しながらも、前面に立ち並ぶ旅館群のため客室からの眺望が限定的でした。大規模改修に伴い、地域の魅力を活かした施設の顔となる場所の創出が求められました。
after
改修前には機械置場としてのみ利用されていた屋上が施設内で眺望を得られる唯一の場所であったため、機器や配管を整理し、展望テラスを設けることを提案しました。正面に連なる赤城山系を臨むカウンター席やパーゴラを設けたグループ席、そして温泉街の象徴である石段街を参照した展望ベンチエリアなど様々な居場所を階段状にレイアウトすることで、舞台客席のように互いに眺望を妨げることなく、幅広い客層に対応できるような豊かな空間づくりを心掛けました。フリードリンクコーナーや足湯などのサービスも合わせて企画することで一度は立ち寄りたいと思えるような施設と地域を象徴するテラスラウンジ空間となっています。