湯治場のはなれ宿/ 客室 /
before
戦前より幾度となく増改築を繰り返してきた施設のなかでも最も歴史がある木造2階建ての客室棟を改修しました。古い木造建築の為、改修前は騒音が著しく2階客室を販売しづらい状況であり、また、施設内には十畳前後の広縁付きの画一的な客室しかなかった為、別の売り方が出来る部屋タイプとすることを希望されました。
after
上下階の騒音問題を解消する為、客室内で上下階を繋いだメゾネット客室への改修を行いました。1階に水周りとリビングを纏め、2階にプロジェクタールーム兼寝室を設けることで、子供連れの多世代家族などグループ客も利用しやすい構成としました。また、枯山水や坪庭など部屋ごとに異なる特徴をもった庭を整備しつつ、湯量の豊富さを活かした大きな露天風呂を設けたことで、既存の濡れ縁が庭、縁側、そして露天風呂が一体となった和のテラスリビングとなり、歴史を感じながら、湯治場らしい過ごし方が出来る客室となりました。