古民家の空間を活かした特別室/ 客室 /
before
はなれ形式の客室からなる旅館の特別室を改修しました。なかでもこの客室は東北地方から移築した古民家を改修した最上位の部屋でしたが、多い部屋数を使いきれておらず、また庭との繋がりも乏しい設えでした。
after
施設の新たなターゲットとして想定されたグループ客やインバウンドに対応できるよう、使われていなかった囲炉裏のある部屋をセカンドベッドルームに改修し、また過ごし方が明確になっていなかった6畳の和室には炉を切り茶釜を据えることで茶室の設えとしました。建物の中心に座する吹抜け空間は床板をスレート調のタイルに張替えることで土間空間とし、さらに広縁を設けることで庭への繋がりを作っています。そして古材を用いた酒棚を設置し、バーカウンターを設け、また薪ストーブを据えることで、宿泊者が集い過ごすことが出来、古民家のもつ空間性を活かした象徴的なラウンジリビングとしました。